テレビがほしいのでテレビをゲットする。
今回は、そのための第一プロセス。
電子部品について学ばなくてはならない。
何を言ってるかわからないか?
経緯をイチから説明しようかとも思ったが、長くなりそうでめんどくさいので、後々書く。
電子部品
とにかく、重要な電気素子について以下にメモしておく。
コンデンサ
コンデンサの働き
- 電圧を安定させる
- ノイズを取り除く
- 信号を取り出す
絶縁体を挟んで二枚の金属板がある
電圧をかけると片方に電子がたまり、片方はホールが貯まる
電源をとっても、+と-が引き合っているので電気が保持される
保持できる電気の容量を静電容量という
ここで電源の代わりにLEDをつけると、溜まっていた電化がLEDに放電される
補足
上のような回路で、電流を流すとコンデンサの片側には電子が、もう片側にはホール(+)が集まる。電子とホールは引き合う力があるので電位を保存する。
この状態で電源供給が切られると、代わりにコンデンサに溜まっていた電子がLEDに流れるため、電流が流れ続ける。
これが電圧を安定化するというコンデンサの性質だと思われる。
静電容量は
- 金属板の面積が大きいほど
- 金属板同士の距離が短いほど
- 絶縁体の誘電率が高いほど
大きくなる
よく使われるのは
安くて容量が比較的大きい
小型で精密、PCなどの"速い"回路に使える
静電容量の単位: Fファラッド
小型のコンデンサには静電容量が数字3桁で書かれている
第1,2数字 = 数値
第3数字 = 10の何乗か
ex) 104 =
-
- 10^4 pF(ピコファラッド) = 100,000pF = 0.1μF
トランジスタ
トランジスタの働き
- 信号を増幅する
- 回路をon/offする
NPN型トランジスタはN型半導体でP型半導体を挟んだもの
N型半導体は電子を多く保持する
P型半導体はホールを多く保持する
片方のN型半導体をエミッタ、P型半導体をベース、もう一方のN型半導体をコレクタと呼ぶ
最初E-C間には電流が流れない。間にBがあるから
E-B間に小さな電流を流すと、E-C間に(大きな)電流が流れるようになる
何が嬉しいかというと、
小さな電流を流すことで、大きな電流をスイッチできるということ。
例えばコンピュータでドライヤーの挙動をコントロールしようとしたとき、
ドライヤーのような大きな電流をコンピュータと直列につないだら一瞬でコンピュータが壊れる。
MOSFET
電界効果型トランジスタ
スイッチングトランジスタとも呼ばれる
ソース、ゲート、ドレイン
Gに電圧をかけるとP型半導体の中にあるわずかな電子が集まり、N型半導体の間をつなぐ
するとS-D間に電流が流れるようになる
ダイオード
P型半導体とN型半導体をくっつけたもの
PからNの方向へのみ電流が流れる(順方向)
Pにー電源、Nに+電源をつなぐと
電子とホールがそれぞれ電源の方へ動き、半導体の接合部に電子とホールが不足し欠乏層ができる
つまり電流が流れなくなる(逆方向)
ツェナーダイオード
逆方向でも一定以上の電圧をかけると急激に電流が流れ、一定電圧が得られる
この性質を利用したものが定電圧ダイオード(ツェナーダイオード)